源七氏は三川内山に
生まれ、ひねり細工の
名人「今村良作氏」より
陶磁器彫塑を学ぶ。
「従良」と号を称し
明治二十三年、
松浦伯東京邸内御庭焼
を拝命す。
その後、諸国を歴遊し
陶製の「十六羅漢」・
「五百羅漢」などを関東
の寺院へ制作安置した。
「三川内山天満宮・
なで牛」も大正三年に
一時帰国した折り制作。
現今三川内山のパワー
スポットの一つとなっ
ている。
源七氏の制作した
「陶・塑造」は、
まさに天賦の才が在り、
その技を超える者は、
未だ出ていない。