…本山は、我国に於ける珈琲具(一名薄手兜型茶碗と云う)制作の元祖にして…
「三川内窯業沿革史」(明治44年)
資料でも分かる様に「日本最初のコーヒー カップ&ソーサー」は、三川内焼である。
1830年(天保元年)前後から「卵殻手・珈琲具」が日本(三川内)から輸出されている。
(輸出されたコーヒー碗皿は、現在ヨーロッパ各地の骨董店で見られると云う)
長崎出島からの輸出資料には、九代目・平戸藤祥(藤本熊冶)の名前も見つける事ができる。
*写真は、現代の「卵殻手コーヒー碗皿」と「三川内窯業沿革史」14頁*